創業者向けの助成金・補助金
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創業する際にはいろいろとお金がかかるものですが、融資以外の資金調達の方法として助成金や補助金があります。助成金や補助金は返済しなくていいケースがほとんどなので、うまく活用すれば資金調達に大きく貢献してくれます。この記事では、創業者向けの助成金・補助金をご紹介します。
1、地域創造的起業補助金（創業補助金）
新しいニーズを掘り起こし、雇用を生み出す事業プランを支援する補助金で、これから創業する人におすすめです。従業員を1人以上新規雇用することが条件となっています。
外部から資金を調達している場合は50万円以上100万円以内、外部から資金を調達していない場合は50万円以上200万円以内の補助金が出ます。
2、事業継承補助金
会社経営を後継者が引き継ぐタイミングで、地域経済に貢献する中小企業の新しい取り組みをサポートする補助金です。中小企業だけでなく個人事業主も対象となります。
事業所の廃止・既存事業の廃止・集約を行う場合は100万円以上500万円以内、そうでない場合は100万円以上200万円以内の補助金が出ます。
3、ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金
ものづくりをする中小企業や小規模事業者を対象とする補助金です。生産性のアップに貢献できる革新的なサービスの開発、試作品の開発、生産過程をより良くするための設備投資などを支援します。事業によって変わってきますが、500万円から1000万円の範囲で補助金が出ます。
4、トライアル雇用助成金
トライアル雇用とは、職業経験がなくて就職が難しい求職者を3ヵ月テスト的に雇用することです。3ヵ月間で能力や仕事への適正を見極め、正規雇用するかどうかを判断します。事業者が助成金を受け取るには、ハローワークから紹介されること、1週間の所定の労働時間を超えることなどが条件となっています。
助成金は最大4万円が3ヵ月間支給されます。
5、小規模事業者持続化補助金
小規模事業者が持続的に発展していくことを支援する目的の補助金です。ただ補助金を出すだけでなく、商工会議所の指導により経営計画を作成し、販路拡大していく事業を支援します。
一般的な事業は50万円が補助金の上限ですが、一定の条件を満たす事業については金額がアップします。
6、キャリアアップ助成金
有期契約労働者、短時間労働者、派遣労働者など労働者が、企業内でキャリアアップできるよう取り組んだ事業者に支給される助成金です。正社員化コースを始めとした7つのコースの助成金が用意されています。
7、まとめ
創業するには何かとお金がかかるものですが、自己資金と融資だけではカバーしきれない場合があります。そんな場合に、助成金や補助金は資金調達のため大変役立ちます。資金調達に困ったときには、助成金や補助金を活用しましょう。
