資金繰り表の作り方

資金繰り表の作り方

融資を受けるにあたって準備をすること

 

目次

資金繰り表とは

1.月初の現預金残高

2.現金収入額

3.現金支出額

4.借入金額

5.借入返済額

6.おわりに

 

 

資金繰り表とは

資金繰り表とは、現金の収支を確認する表です。

つまり、利益がでているけど手元に現金がなく、資金ショートとならないよう確認するために使用します。

創業融資の申し込み書類に、資金繰り表の添付要件はない場合もありますが、添付して資金がしっかりとまわる計画を証明すべきでしょう。

基本的には、事業計画書・損益計算書を作成した後に作成します。

 

資金繰り表

 

※日本政策金融公庫「資金繰り表」より

https://www.jfc.go.jp/n/service/dl_chusho.html

 

資金繰り表の見方は、要はいくらの現金がその月末に残るかを計算します。

したがって月末手残り額は、①+②-③+④-⑤となります。

 

1.月初の現預金残高

手元の現金預金残高を計上します。

つまり、この残高が事業を行ったことでいくらになるのかを資金繰り表で計算します。

 

2.現金収入額

ここでは、純粋な入金額を計上します。

したがって、例えば売掛金などのツケは計上しません。

 

3.現金支出額

ここでは、純粋な現金支出額を計上します。

したがって、買掛金などのツケは計上しません。

反対に、その月の仕入ではないけど、その月に買掛金の支払がある場合は計上します。

 

 

4.借入金額

実際に借り入れた金額(入金額)を計上します。

 

5.借入返済額

借り入れた元本返済額を計上します。

 

6.おわりに

資金繰り表は、PLと違い現金の増減をみるものです。

したがって現金の実態を表し、実感が湧きやすいのではないでしょうか。

 

作成するにあたって、少しでも不安がございましたらご弊社へ相談ください。